フリーホイーラーズより“ULTIMA THULE”のご紹介です。
こちらのスタイルは「ULTIMA THULE TACTICAL」になります。
モデル名は「”TUNDRA” CREW NECKED SHIRT（”タンドラ” クルーネックシャツ）」
カラーは「OLIVE DRAB」
使用生地は「POLARTEC THERMAL PRO “Technical Fleece”」を採用

【”TUNDRA” CREW NECKED SHIRT】
素材をいかしたシンプルな被りのクルーネックシャツになります。
特徴は袖の肘あてには高密度のナイロンで二重構造の使用になります。
腰の位置にはファスナー付きのポケットが付き、
ポケット袋には吸収速乾のメッシュ素材を使用してます。
フリースになりますので保温性に優れ、
重ね着等でより高い保温を維持できる万能なシャツになります。

【POLARTEC THERMAL PRO “Technical Fleece”】
POLARTEC®ファブリックシリーズ中では
レイヤリングの中間層にあたるインシュレーションン素材になります。
この「THERMAL PRO®」は表面にベロアやボア、
シャーリング等のテクスチャー加工を施したシリーズを展開しており、
ウールのボアのような表面起毛が施されたタイプになります。
素材は保温に大切な空気層を作ることで適切な体温調整や保温を行い、
高い通気性も確保しています。
クラシックシリーズのフリースと比べ重量あたりの暖かさが20%も高く
厳冬期のアクティビティ等でのその実力を遺憾なく発揮する素晴らしい素材です。

【POLARTEC】
ポーラテック社は誰もが知るフリース素材を最初に開発した会社になります。
アメリカ北西部、マサチューセッツ州、ボストン郊外モールデンに紡績工場を持ち、
ウールコートや兵士の制服の製造を生業にしていた
「モールデン・ミルズ」と言う名の工場から始まりました。
時代の移り変わりと共に扱う素材も天然ウールからポリエステルの化繊が主力になってゆく。
そして1981年に本社へ訪ねたイヴォン・シュイナードが
「化繊パイルのセーター」が山において理想
そのアイディアを試す為に適した素材を探し求め共同開発に着手し、
見事にポリエステル・フリースを完成
1985年に「シンチラ」と名付けたフリースは爆発的な記録を残した。
彼らはシンチラの特許申請を敢えてせずに、
販売権を広く世界に公開したことによりフリースブームが起きます。
その後1991年にモールデン・ミルズ社は同社製造のフリースを
「ポーラテック」と名付け商標登録
しかし1995年に火事で会社は全焼。
その後全てを失いながらも再起し再建後は事業をテキスタイルの生産に特化しながら、
2000年代にはいると会社名も「ポーラテックLCC」となり、様々な素材を開発し続ける。
名立たるアウトドアメーカーやミリタリー等の信頼関係は今も続いてます。